GibsonのES-150Dのお話
本日はGibsonのES-150Dのお話です。
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ES-150Dは1969年から75年の間生産されていたモデルで、
見慣れたES-335のようなダブルカッタウェイのボディシェイプです。
どこがES-335と違うかと言いますと、正面からではわからない”厚み”です。
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横から見ると一目瞭然。
ボディ厚は77mmあり、構造もES-175等と同じフルアコースティックです。
70年代前半製造なので、ネックはマホガニー3Pです。
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またナット幅も約40mmのナローネックになっています。
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最後に電装系。
今回入荷した個体はピックアップが少し後の年代の刻印ナンバードになっています。
ES-150Dのもう一つの特徴は1弦側カッタウェイにマスターボリュームがある点です。
通常の2Vol/2Toneは音色やバランス調整、音量はマスターで…というGretsch的な使い方もできます。
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“ES-150″と聞くとこちらを思い浮かべがちですが….
後輩に当たるこちらのモデルも是非ご検討ください。