Happy Birthday Bill Frisell!!
こんにちは、スタッフ髙橋です!
今更ですが、中村直樹先生の昨年のD1号であるV8搭載S13が
泣く子も黙るピンク紫”BURST”カラーになりましたね。
チーム自体は息子に譲ったとおっしゃっていましたが、
宣伝のために(?)リアガラスにはステッカーが貼ってありますね。
今年のD1で投入される新車のGR86は、
VALINOの赤が混ざったグラデーションになりました。
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見るたびいつも思うのですがあの色味、
James TylerのJim Burstにそっくりじゃあありませんか?
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いつかこの色のギター持ちたいんですよね…
ノブを蛍光イエローにしたら結構雰囲気が出そうです。
塗装のポリシーとして、「隙あらばラメ」「頼まれなくてもキャンディー」
と言っていましたが…どこかJames Tylerと似た思想を感じました。笑
さて。
本日はBill Frisellのお誕生日です!
72歳おめでとうございます!
近年もアルバムをリリースされたり、Youtube等で公開されるライブ映像作品など、
かなり精力的に活動を続けられています。
いつどんな気分で聴いても気持ちに寄り添ってくれるような…
独特の浮遊感あるフレージングと柔らかな音色は本当に癒されますし、
何か少しハッピーな気分にしてくれる魔法のようなものを感じます。笑
映像を見ても感情を込めて、噛み締めるようにギターを弾いているのが印象的です。
個人的に1番聴いた作品は「Guitar In the Space Age!」です。
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ギタートリオ + スティールギターの編成で、
「スペース・エイジ」(無人人工衛星スプートニク1号の打ち上げ(57年)~アポロ計画終了(74年)まで)
のギター音楽をオマージュした作品が集められています。
オリジナル曲も収録されていますが主にカバー曲で、
懐かしの「Pipeline」からビーチボーイズの「Surfer Girl」など
ノスタルジックな気分に浸りたい時に最高です!
ジャズギタリストにカテゴリー分けされることの多いBill Frisellですが、
カントリーやサーフミュージックの影響がプレイからも感じられますよね。
この頃はビグスビーが取り付けられたJ.W.Blackのカスタム・テレタイプや
De Armond PUが搭載されたカスタムテレを愛用していましたね。
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Bill Frisell氏は結構個性的なギターを選ぶことが多いですが、
中でも印象深いのはKlein BF-96です。
Kleinといえばグラファイトネックのイメージが強いですが、
Steinberger期に入るまではローズウッドネックが使用されています。
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ローズネック期のモデルはGK-4Tなどのグラファイトネックのものに比べ、
温かみのある音質でした。
PUがEMGではなくJoe Bardenだったりするところも影響があると思いますが、
ギタリスト的には耳馴染みの良い音でした。
あれはかなり欲しい楽器です、今でも。いつでも。笑
市場に出てくることを祈っています!
それでは!