Happy ~FUNKFIRE~ Birthday!!

みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。

本日7月28日は日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサーとして活躍されている「スガ シカオ」氏の誕生日です!!

これまでに他アーティストへ曲、および詩の提供、また自身の楽曲でもヒットを飛ばし、今年57歳を迎えた現在も精力的にライブ活動を行っていますが、今回はそんな彼の提供した曲、また彼自身の曲についてお話したいと思います!!

まずはやはり、スガ氏の名を日本中に知らしめた楽曲で、自身初の詩のみの提供をおこなったSMAPの「夜空ノムコウ」。

作曲は別で、詩のみといった提供に関して悩みに悩んで制作に難航したという話も有名ですね。

過去の自分と今の自分が交差する中で、分かりやすく表現される比喩が曲の柔らかな雰囲気とマッチしていて発売当時の人気も手伝い今でもよく覚えています。

アコースティックギターが中心となり、さらにはストリングスやホーン等も加わり、夜空を演出するかのような壮大感と、サビのメロディのキャッチーさが当時のJ-POP感満載で今聞くととても懐かしい気分になります。

オリジナル版のSMAPが歌っている方ももちろん好きですが、個人的にはスガ氏のセルフカバー版の方がより哀愁が漂っている感じがして、またスガ氏の声質と相まって、オリジナル版とのギャップがまた心地よく感じます。

お次はさらにスガ氏の知名度を一気に上昇させた曲で、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の主題歌としてスガ氏が作詞作曲を行った2006年リリースの「Progress」。

紅白歌合戦に初出場した際にはソロ名義で披露されたため、スガ氏の楽曲と認識している方も多いのではないでしょうか。

実は番組のために日本のトップミュージシャンが集結したバンド「kōkua」として制作された曲で、プロデューサーやアレンジャーとして有名な「武部聡志」氏と、様々な有名ミュージシャンにギタリストとして参加した経歴を持ち、プロデューサーとしても活躍する「小倉博和」氏が編曲を担っており、他にも錚々たる顔ぶれでレコーディングが行われた楽曲としても有名ですね。

初めて聞いた当時は小学校高学年ぐらいで、父親が帰宅後に番組を見ていたこともあり、テレビから流れてきたこの曲は他の曲とは何かが違うといった違和感を持っていたため、とても記憶に色濃く残っています。

その頃はまだ流行りの曲に耳を傾ける程度の音楽へ興味でしたが、高校へ入学する頃には当時感じていた何かが違うといった違和感は、曲自体の完成度の高さだという事に気がつきました。

また、聞いている中で感じたもう一つの点として挙げられるのが、「どことなくMr.Children感がある」ということ。

それもそのはずで、後年のインタビューでこの楽曲自体がMr.Childrenの作風を研究して制作されたと語られており、桜井和寿氏と親交があるからこそ、そういった点も作品に滲み出ています。

個人的に桜井氏の特徴として、メロディに対してちょっとだけ字余りになるような言葉の詰め方をするといった点があると思っているのですが、スガ氏の「Progress」では最初の部分と、サビの部分はその匂いをしっかりと感じさせるポイントがあると感じます。

そして個人的にスガ氏の曲で一番聞いたのが2006年リリースの20枚目シングル「真夜中のユメ」。

こちらの曲は2006年に公開された映画「DEATH NOTE」の挿入歌として起用されており、当時映画を見ている最中にスガ氏の歌が聞こえてきて「スガシカオだ!!」となったのを覚えています。

タイにちょうど移ってすぐぐらいの頃に放映された映画で、当時の日本の映画やアイドル等サブカルチャーがタイでは空前の大ブームとなっており、海賊版DVDやCDを売る露店ではたくさんの日本の映画やCD等が売られていた中、よく映画「DEATH NOTE」のDVDが目に付く場所におかれていました。

MTVやCartoon Network、ANIMAX等のチャンネルは家のテレビで見れたのですが、日本の映画や音楽を放映しているチャンネルはほぼなかったため、露店で日本のDVDやCDを入手して鑑賞することもしばしばありました。

話がそれましたが、こちらの楽曲はエレキギターに西川進氏、ベース/サウンド・プロデューサーに亀田誠治氏、またドラムには山木秀夫氏が起用されており、とんでもないメンツです…

間奏部分のエレキギターのスライドの攻撃的なサウンドが、曲を通してもの悲しげな雰囲気の中で一際目立っていて、かつそれを形として綺麗にまとめ上げる亀田誠治氏のアレンジ力はいつ聞いてもすごいとしか言えない仕上がりになっています。

そんなスガシカオ氏、9月からホールツアーが開始される予定で、サポートギタリストには稲葉浩志氏やEXILE Atsushi氏のギターを務めるDURAN氏が昨年同様に起用されており、スガ氏とのギターの掛け合いが今からワクワクします。

また、Instagramでは自身の誕生日に合わせて誕生日LIVEを海外から行うそうで、こちらもアーカイブを後から追いたいと思います!!

今回はこの辺で。

それではまた!!

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