HBD、アルバート・キング! ~”Lucy”を作ったDan Erlewineのお話~
こんにちは、スタッフ髙橋です。
まずは先週末富士スピードウェイで行われましたD1GP Rd.Zero。
横井選手の優勝で今シーズンは幕を開けることとなりました!
去年はタイヤに恵まれない感じでしたが、
今年はToyoタイヤになってだいぶ戦いやすいはずです。
というか優勝候補筆頭じゃないですか。
準優勝だった蕎麦切広大選手はQ60インフィニティのラストランでしたが、
GR86に乗り換える今シーズンが楽しみな結果となりました。
今季はおそらくTOYOとシバタイヤユーザーがだいぶ優勢なシーズンになるのではないかと思います。
が。
私は今年もチームVALINO推ししてまいりますので。
Rd.1&2は中村直樹選手が大得意の奥伊吹ですし、次戦を楽しみにしています!
さて。
本日はAlbert Kingのお誕生日です!
昨年生誕100周年を迎えられ、今年は101周年の年です。
そんなAlbert Kingの楽器のお話ですが個人的に大好きなギターがございます。
3本の真ん中に鎮座しておりますGibson製じゃないVです。
こちらはDan Erlewine氏により製作されたギター。
他社製品ではなかなか見られないビジュアルですが、
ブラックウォルナット材が使用されています。
何度このギターに憧れたことか…
製作者のDan Erlewine氏はアメリカのギタービルダーで、
ちなみにMike Bloomfieldの1959年製レスポールの前オーナー。
Dan氏は1960年代半ばにJazzmasterとトレードで入手したレスポールを、
Mike Bloomfield氏が当時使用していた1954ゴールドトップ+$100で売ったとのことでした。
さておき楽器製作の方に話を戻すと…
Dan氏は1962年にThe Herb David Guitar Studioのリペアマンとしてキャリアを開始します。
元々父親が家具職人だったらしく、楽器の製作/修理方法は最初独学で学んだそう。
1960年代半ばから70年代まではギタープレイヤーとして活動しつつ、
楽器の製作やリペアを行います。
そして1969年樹齢125年のウォルナット材を購入し、
製作されたのがアルバートキングの”Lucy”でした。
また同時期にもう一本ウォルナットボディの有名な楽器を製作しています。
こちら。
Jerry Garciaの”Stratishcaster”です。
数字のポジションマークでおそらく”あれか!”となる方が多いはずです。
ちなみにどちらのギターも公式に商品紹介ページがあり、
いまだにホームページからDan氏にコンタクトを取ることが可能です。
いつかは1度実物を拝んでみたいものですね。
それでは!