HBD、Beck Hansen!!
こんにちは、スタッフ髙橋です!
本日はDMEC Rd.3、Finland戦になります。
コース幅も狭く、かなりタイトなコーナーもあるテクニカルコースです。
昨日の予選を終えて我らが中村直樹選手は追走に残れず…
チームValinoとしては単走2位通過のPiotr Wiecekにかけるしかないですね。
初戦も優勝してますし。
DMECはかなりレベルが高いのでトップ選手の走りはちょっと次元が違います。
追走は日本時間だと深夜ですがリアタイかな….楽しみですね。
さて。
本日7月8日はBeckのお誕生日です!

Jeffでも漫画でもないですよ。
“Beck Hansen”は今年で53歳を迎えます!
個人的に初めて触れたBeckの作品は「Mutations」でした。

小学生の頃に少々後追いだったもののこのアルバムを借り、
フォーキーさとシンセやFXの融合があまりにもカッコよくてどハマりしました。
特に2曲目に収録されている「Nobody’s Fault but My Own」の
サイケな雰囲気を醸し出すドローンの使い方がすごく好きでした。
当時後期ビートルズとまつきあゆむにハマっていた時期で、
ちょうどそのいいとこ取りのような質感に惹かれてしまったのだと思います。
世代的にもちょうど中間地点ですね。
またアコースティックなサウンドと交わることのなかった
“サンプリング”を積極的に取り込んだのもBeckの偉大すぎる功績です。
正直Beckに出会うまでサンプリングや打ち込みの手法に興味を持てなかったのですが、
それからというものリズムマシンやらMTRに心を奪われ…
父のお下がりのマルチエフェクターBOSS SE-70(時代を感じます)を引っ張り出し、
学校から帰ると多重録音に挑戦する日々を送りました。
さて話はBeck氏に戻り。
Beckの使用ギターといえばDanelectroやSilvertoneなど、
ビザール系のジャンクな楽器を使用しているイメージですよね。
しかし!
意外にも「高級アコースティックギター」なイメージの強いMartinから
2002年にシグネチャーモデルが発売されていました。
それがこのD-16BH Beck Hansenモデルです。

世界99本限定生産で、サウンドホール内のラベルには直筆サインが入っています。
また通常Martinの中では比較的リーズナブルなD-16ですが、さすがアーティストモデル。
アバロンロゼッタ、べっこう柄バインディング、指板エンドのサインインレイなど
かなり高級感のあるルックスに仕上げられていました。
このモデル最大の特徴はボディがかなり薄いことです。

純正でピックアップが内蔵されていることもあり、
ライブでの取り回しの良さがかなり重視されているのがわかります。
個人的には今まで入荷してきたアコースティックギターの中で結構印象に残っている一本でした。
また来ないかなぁ…密かに思っています。
何はともあれ、本日は90年代の音源をヘビーリピートしようと思います。
おめでとうBeck!
それでは!