極薄ボディのギター!!
みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。
この前、学生時代に学校の近くにあったラーメン屋に機会があり行ってきました。
懐かしの味ってその当時の情景だったりを瞬間的にフラッシュバックしますよね。
ちなみにタイ料理を食べたらタイにいた時の事を思い出します。
でも一番衝撃的だったのは、当時ぺろりと完食していたラーメンと中盛りの白米セットが完食に手こずってしまったこと…
よく平気で食べれていたなあと、ちょっと若い頃の自分に負けた気がして悔しかったです。(笑)
さて、今回はイギリス出身のパワーメタル・バンド”Dragon Force”のギタリスト、「ハーマン・リ」氏についてお話ししたいと思います!!
ハーマン氏といえば個人的に、実際に見にいったドラゴン・フォースのライブでも使用されていたIbanez製のシグネイチャーモデル”EGEN”シリーズなんですが、写真はハーマン氏がシグネイチャーモデルを使用し始める以前に好んで使用されていたIbanezのSシリーズ!!
極薄軽量なボディと独自のウィザードネックグリップがこのシリーズの特徴で、初めてこの薄さのボディを見た時には薄すぎて割れないか少し心配になりました。(笑)
ハーマン氏を知ったのは僕がタイに住んでいた時、まだギターを初めて間もなく、メタリカぐらいしかメタルを知らなかった頃のことでした。
以前のブログでお話ししたジョー・サトリアーニ・シグネイチャーを購入した当時の学校の友人と、ある晩に遊んでいた時に突然、「1週間後のこの日の夕方は空けておいてね。良い所に連れて行ってあげるよ。覚悟しておいて!!」と言われ、どこに連れて行かれるのか、何をされるのかという恐怖心もありつつ、言われた通りに空けておくことにしました。
翌朝学校で友人に会うと、「このバンド、めっちゃ良いから聞いておいてね!!」と1枚のCDを渡されて、ジャケットを見ると”Inhuman Rampage”、”DragonForce”と書いてあったので、
「”Inhuman Rampage”ってバンドのドラゴン・フォースってアルバム?」
と聞いたらめちゃくちゃ笑われながら「逆!!(笑)」って言われたのを今でも鮮明に覚えています。
家に帰り、パソコンにCDを入れて最初に流れてきた曲が一番有名な”Through the Fire and Flames”だったのですが、当時はテンポが早くてメロディアスな曲を軽率に格好良いと思ってしまうというか、個人的なブームだったため、この曲を聞いた瞬間に、「あ、このバンド好きだ。」と瞬発的にノックアウトされました。(笑)
そして言われていた当日の放課後、友人が学校の入り口で車の助手席から「おーい!早く乗って!」と言われるがままに車に乗せられ、普段通らない知らない道をどんどん進んでいって、謎の大きなアリーナ会場に駐車し、降りた際に遠目に縦長の看板が目に入ってきました。
近づくと看板には”DragonForce Live in Bangkok”の文字が書いてあり、友人が「これに連れてきたかったんだけど、ただライブ行こうっていうのも面白くないかと思って、サプライズ!!」とチケットを渡してくれたのですが、場所がまさかの最前列スタンディングでした。
あの時は嬉しい気持ちと感謝の気持ちで本当に最高でしたね。
開演となり、1曲目から”Through the Fire and Flames”で、その瞬間が人生で一番テンションが上がった瞬間と言っても過言ではなかったと思います。
ハーマン氏が手を伸ばせば届くぐらいの距離でギターソロを長髪をなびかせながら弾きまくっている姿は本当に格好良く、今でも鮮明にそのシーンを思い出せます。
そんなハーマン氏ですが、コロナ禍以降、YouTubeにたくさんの動画を投稿されています。
基本的に全て自宅で撮っているようで、ライブ配信やコラボ動画等もはやユーチューバーの様な活動となっています。(笑)
さらに先月にはDragonForceからメタルではないおふざけ感のある新曲のMVも上がっておりますので、気になる方は是非観てみて下さいね!!
それではまた!!