Hip Hopの記念日
こんにちは、スタッフ髙橋です。
昨日11月11日は年に一度のゾロ目の日です。
加えて1年で一番食べ物分野で「○○の日」が多い日だと思われます。
・いただきますの日
・うまい棒の日
・豚まんの日
・麺の日
・ポッキー&プリッツの日
・きりたんぽの日
・もやしの日
・鮭の日
・ピーナッツの日
・たくあんの日
・チーズの日
1日で食べきれませんね。
ただし結構おつまみ系にできるものが多いので、
豚まんを食べてから秋田郷土料理系居酒屋で呑み会。
その後2軒目以降の居酒屋でおつまみをコンプリートして
〆にラーメンを啜れば完璧だと思います。
きっと皆様昨日の食事はそんな感じだったはずです。
さて。
本日11月12日は「ネッシー」の写真が初めて撮影された日…
改め「Hip Hopの記念日」だそうです。
1973年の11月12日にアフリカ・バンバータが「The Universal Zulu nation」を
結成したことにちなみ設けられました。
近年の音楽シーンに一番の影響を与えているといっても過言ではないヒップホップですが、
元々”クラブミュージック”に分類されることが多いゆえに、
あまりギターとの直接的な接点がないと思われがちなジャンルかもしれません。
ところがどっこい、そんなことはありません。
サンプリングされている音源の中にはギター主体のものもかなり多くございます。
今日はギターがアツいHip Hopの名盤のお話を一つさせていただこうとと思います。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/10/svilagge.jpeg)
私が推したいのはSlum Villageの「The Look of Love」です。
Slum Villageはご存知J Dillaが在籍していたグループです。
ライブの時にRobert Glasper氏がよくTシャツを着ていたあの人です。
The Look of Love」は”FAN-TAS-TIC VOL. 1″の6曲目に収録されており、
比較的メロウなナンバーです。
サンプリングされているのは…
Barney Kesselの「The Look of Love」です。
使われているのは冒頭部分、ギターが入ってきてすぐの場所です。
再生速度を早くして使っているのがわかります。
さて少し楽器屋的なお話をすると…
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/10/6264b.kessel_ctm_80629_1.jpg)
GibsonのBarney Kessel Regularって1961年から1974年(Customは1973年)まで
生産されていましたが、本人はあまり使っていなかったですね。
メインの座はずっと1946年製のES-350でした。
![](https://www.niconico-guitars.com/html/blog/wp-content/uploads/2022/10/Barney_Kessel_ES-350.jpeg)
チャーリー・クリスチャン・ピックアップとチキンノブがめちゃ萌えますよね、
個人的に大好きな見た目のギターです。
しかしよく見るとヘッドからはGibsonロゴが抹消されています…
理由は「Gibsonからエンドース料が払われなかったから」
Gibsonロゴはおろか、クラウンインレイまで塗りつぶされています。
幼き日々に
「いつかあのES-350がGibsonの手で復刻されたりしないかな」
なんて思ったこともありました。
難しそうですね…。
是非今日は皆様も一緒にDillaを聴きましょう。
それでは!