Impressive Guitars ~7~
こんにちわ、スタッフの斉藤です。 印象に残っているギターを紹介していくシリーズ。
今回はこちら!
Musiclander / Swinger / Arrow
“ミュージックランダー”、別名”スウィンガー” 、通称”アロー”!!
と名前多すぎですね。
”The Authority of Mustang”に掲載されている2本ともに当店の在庫だったので、非常に記憶に残っています。(ブルーの方は、残念ながら当時の写真は見つかりませんでした。。。)
実にフェンダーらしからぬボディやネックの形状で、当店のフェンダーコーナーの端にあっても強烈な存在感を放っていました。
スタンドに乗せづらい形状だったので、高いギターばかり掛けられていた壁にかかってたのも印象に残る要因でした。
さてこのSwingerは当時の正式カタログには掲載されず、ディーラー向けに企画商品として1969-71年の期間のみ出荷されたレアなモデル。
レアなモデルとはいったものの、ザックリといえば余剰在庫分の材を消化したするために、余った材料を組み合わせて無理やり作ったとんでもないギターですね。
ネック → Music Master&Duo Sonic
ボディ → Bass V
パーツ → Music Master
ネックは22 1/2インチのショートスケール、1ピックアップ/1ボリューム/1トーンのシンプルなスペック。
小さなサイズで取り回しが良く、座った時もハマる感じがして意外と弾きやすかった気がします。
音はパーツ類等も同じなので当然かもしれませんが、ミュージックマスターと似た感じでペラっとした小気味よいサウンドでした。
近年には野村義男氏監修のもとにMade In Japanで復刻されていますね。
またオリジナルの方もお目にかかりたいものです。
それではまた次回をお楽しみに。