追悼!!ジェフベック!!

みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。

先日、三大ギタリストの一人と称されたレジェンド・ギタリスト「ジェフ・ベック」氏が逝去されました。

ご冥福をお祈りいたします。

公式Twitterにてご家族から訃報が告知されましたが、死因理由は細菌性髄膜炎だったようです。

いつかのインタビュー記事でジェフ氏が「ギターはいくら練習しても足りることはない。」と語っていたのをふと思い出して、当時僕は18歳ぐらいだったのですが、今でもその言葉は強く記憶に焼き付いています。

今回はそんなジェフ・ベック氏についてお話したいと思います!!

個人的に一番聞いたのはジェフ・ベック・グループ第二期の1971年にリリースされたアルバム”Rough and Ready”で、中でも2曲目の”Situation”という曲。

この曲、ジェフ・ベック氏本人とも交流のあった日本のギタリスト”Char”氏がリリースしたカバーアルバム”TRADROCK Jeff”でカバーしているのですが、僕にとってこれがジェフ・ベックを聞くきっかけとなりました。

どちらのバージョンもとっても良いのですが、レコードテイクという意味ではChar氏のカバーは2011年のリリースなので録れ音が流石に1971年のものと比べるとだいぶ聴きやすいです。(笑)

ちなみに余談ですが、Char氏のTRADROCKシリーズは2010年に現所属レーベルZiccaを立ち上げて最初にリリースしたカバーアルバムで、”Jeff”の他にもChar氏が自身のルーツとするギタリストやバンドを取り上げており、こちらも最高です。

ソロになってから一作目のアルバムで有名曲”Cause We’ve Ended as Lovers”を収録した”Blow by Blow”は皆様もきっと一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

そして2007年にロンドンのロニー・スコッツ・ジャズ・クラブで行われたライブを収録したDVD”Performing This Week”は本当に何回も見ましたね。

このライブの9曲目で演奏する”Led Boots”は最高で、印象的なテーマも奇想天外なアドリブを奏でるジェフ・ベック氏もさることながら、ヴィニー・カリウタ氏のイントロのドラムインも、終始安定して曲をリードし、眩しい笑顔が印象的な女性ベーシストのタル・ウィルケンフェルド氏も、メロディアスなフレーズかつ疾走感のあるアウトロキーボードソロを奏でるジェイソン・リベイロ氏も全員最高です。

2017年に行われた”Loud Hailer”ジャパンツアーの際、東京国際フォーラムへライブを見に行ったのですが、本当に腑に鳴り響く音を鳴らして、一聴して何をしてその音を出しているのかが分からない様なキテレツさにも、すごく引き込まれるような感覚を味わいました。

特にアンコールで演奏していた”Going Down”は最高に盛り上がりました。

もう生で演奏している姿を見ることは出来ませんが、今までに彼が残した音楽はこれからも残りたくさんのギタリストを魅了していくでしょう!!

ありがとう!!安らかに!!ジェフ・ベック・フォーエバー!!

それではまた。

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