Kiesel Vaderのお話。
今回はKiesel製Vaderモデルのお話です。
Kieselは1946年に設立されたカリフォルニア州サンディエゴのギターメーカーです。
一度名前が変わり”Carvin”になったものの、2015年にKieselとして独立しました。
公式サイトからカスタムオーダーする形での注文となっており、
Warmothのサイトと同様に夢のギターを設計して楽しむことができます。
Kieselの従業員数は50人ほどで、年間4000本程度の楽器を製作しているそうです。
今回入荷したのはVaderモデル、スルーネック構造のヘッドレスギターです。
スーパーストラトをヘッドレスにしたようなアグレッシブなデザインが印象的ですね。
ボディのウィング部分はスワンプアッシュ製です。
ネックはメイプルとウォルナットの5Pネックで、
こちらはオーダーすると$250のオプションとなっています。
ネックヒールにも滑らかなコンター加工が施されているので、
ハイポジションもとても弾きやすいですね。
ブリッジはHip Shot製です。
ストラト系と似た構造なので、初めての方でも調整はしやすいかと思います。
ヘッド側も同じくHip Shot製になっています。
六角レンチで締め込むタイプなので、ダブルボールエンドではない弦が使用できます。
ピックアップはKieselオリジナルのK12 Lithiumハムバッカーが搭載されています。
コントロールはボリューム/トーン、5wayのPUセレクターで、
コイルタップもできるようになっています。
ヘッドレスならではの癖のない音色は、
スムースジャズ/フュージョンにぴったりかと思います。
気になった方、是非店頭に見にいらしてくださいね。