King of Surf Guitar ~Dick Dale氏の命日~

こんにちは、スタッフ髙橋です。

本日3月16日はディック・デイル氏の命日です。

“キング・オブ・サーフギター”と呼ばれるディック氏、
ギターを弾かない方でも氏のギターを1度は耳にしたことがあるはずです。

私が初めて氏のギターを聴いたのは映画「TAXi」でした。

劇中でダニエルが運転するシーンで「Misirlou」が流れるのですが…
あの高揚感ったらないですよね。

そしてあのプジョー406に憧れたはず。

劇中では最上位モデルの3.0L V6仕様を改造した設定ですが、
実際にはBTCC仕様の2.0L直4モデルが使われていたそうです。

それにしても当時のBTCC競技車両ってなんでこんなにかっこいいのでしょう…。

406はさておき。

あれほどにワクワクしたドライビングシーンはディック氏のギター無くして出来上がりません。

そんな氏の愛機は1度見たら忘れられないルックスのストラトキャスターでした。

ゴールドスパークルフィニッシュ、ボリュームのみが残されたコントロール、
増設されたPUセレクター…

そしてそれを基に作られたシグイネチャーモデルはさらなるインパクトを持つギターとなりました。

左利きかつ、弦を逆さま(上に1弦)スタイルで張っていた氏へのリスペクトを込め、
リバースヘッドと逆スラントのリアピックアップが採用されました。

どう考えても人と被りようがない、持つだけで覚えられること間違いなしの楽器で、
個人的にすごく好きなシグネチャーモデルの1つです。

ちなみにこれとはまた別にシグネチャーのアコースティックギターが
生産されていたのはご存知でしょうか。

それがこちら。

Fender Limited Edition Dick Dale Malibu CEです!

ディック氏の名を世界に知らしめ、サーフミュージックの礎を気づいた名盤
「Surfer’s Choice」のジャケットがプリントされたインパクト大なデザインです!

2010年に限定生産されていたモデルですがかっこよすぎですね。

ボディバックには「Surfer’s Choice」ロゴがプリントされています。

スペック的に特筆すべき点はミディアムスケール/41mmナット幅が採用されていることでしょうか。

また当時もう1つSurfin’ Redというカラーとの2色展開に加え、
マホガニー・カラーに仕上げられた息子のジミー・デイルモデルもラインナップされていました。

これが家にあったら暑い夏も快適に過ごせそうですね。

それでは!

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