Music Man Luke IIIのお話
今回はMusic Man Luke IIIのお話です。
Lukeモデルは1993年に登場したSteve Lukather氏のシグネチャーモデルです。
登場時からボディシェイプはそのまま引き継がれていますが、
ピックアップレイアウトなどが現行モデルのIIIではアップデートされています。
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今回入荷したのはLuke III “Maple Top”モデルです。
もともとメタリックカラーやラメが多かったLukeですが、
2020年からメイプルトップモデルがラインナップされるようになりました。
キルトとフレイムが選択できますが、当店在庫のものはキルトメイプルトップになります。
BFRモデルのようでゴージャスな見た目ですね。
カラー名はLuscious Greenで、外周がボディバックのオクメに向かい
グラデーションになっているのもポイントです。
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ネック材はローステッドメイプルで、全体に美しいフレイムが入っています。
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ピックアップはDimarzio製の専用モデルです。
コントロールはHHながら5Wayセレクターになっていて、
コイルタップした音色も選択可能です。
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またアクティブ・プリアンプが内蔵されており、ボリュームノブのPush/Pushで
最大20dbのブーストができます。
加えてこのプリアンプにはとても優秀な機能が搭載されていて、
コイルタップを選択した際の音量を調節できるのです。
なんてユーザーフレンドリーな機能でしょうか。
今年でLukeモデルの登場からちょうど30年が経ちましたが、
かなりの進歩が感じられますね。
良い機会なので、次回以降は発売30周年を記念して
Lukeのバージョンごとの特徴をまとめてみたいと思います。