“No.1”と”Lenny”…”じゃない方の”Stevie Ray Vaughanギター。

こんにちは、スタッフ高橋です。

本日はエジソンがフォノグラフの特許を取得した日です!

これ無くして私たちは家で音楽を聴くことができませんでしたし、
昔の音楽を”ディグる”こともできなかったわけです。

ありがたや…。

さて。

ちなみにエジソンが初めて録音したのは”メリーさんのひつじ”、
英語でのタイトルは”Mary Had a Little Lamb”です。

”Mary Had a Little Lamb”って聞くとこの人を思い浮かべてしまうのが
ギタリストの性ではないでしょうか。

SRV、Stevie Ray Vaughan先生です。

個人的に現代で言う”ストラトのいい音”を作ったのはこの人だと思っております。

と言うことは言わずもがな”No.1”と”Lenny”の音がストラト代表の音!

今日はここまで…ではございません!

”Mary Had a Little Lamb”は年代を問わずライブでは頻繁に演奏される曲で
いろんな楽器を使ったテイクがYoutubeでも確認できます。

なので今回はドラマ”じゃない方の彼女”や”じゃない方芸人”にちなんで…

“じゃない方のギター”をライブテイクごとに振り返っていきましょう!

まずは1985年”Live at Montreux 85”や”Live in Tokyo”で登場するのは
白ボディ/マッチングヘッド、リップスティックPU搭載の通称“Charley”です!

名前は製作者のCharley Wirsに因んでおり、
スペルは“Charlie”ではなく、”Charley”です。

結構何を弾いていても似た音になる先生ですが、
チャーリーは結構音が違うのでよくわかります。

独特なサウンドはリップスティックPUに起因するところも大きいですが、
もう一つハードテイル由来の部分も少なからずあると思われます。

Fender JapanやBacchus、Crewsからも復刻されておりますので、
今回紹介するギターの中では1番レプリカを手に入れやすい楽器です。

ちなみに2003年に本家Charley Wirsにて23本限定で復刻されております、
定価は$2500だったようです。

次に1986年の”Live at Farm Aid”で登場するのが”Red”です。

こちらの1962年製ストラトですが、もともとサンバーストの状態で入手されました。

今では考えられられませんが入手後Fenderにてファクトリーリフィニッシュ、
フィエスタレッドに仕上がりそれが名前の由来となっております。

さて62年製なのになぜリバースヘッドなのか?

もちろん新しく作って差し替えたからです。

オリジナルネックはどこへ行ったのか?

酷使され、リフレットを重ね使えなくなったNo.1のネックと差し替えられました。

1986年の段階でリバースヘッドですが、No.1にネックが移植されたのは1990年の7月7日の
Garden State Arts Centerでのライブ前だそうです。

さて最後になりますが、”Mary Had a Little Lamb”のオリジナルテイクが収録されているのは
1983年発売の“Texas Flood”です。

気になるはジャケで写っているあのギター、フロントにハムバッカーが載ってるストラト。

絵なので適当だったのでは…と思っている方も多いかもですが…

実在したそうです。

そして、本当にハムバッカーを搭載する改造がされていたようです。

インタビューにて”かなり座具られていたので鈴のように鳴る”とか、
“No.1を買ったときに売ってしまった”と語られております。

1度は動画や写真見てみたかったですね。

さて、”じゃない方企画”いかがでしたか?

他のギタリストでもですが、スーパーサブが控えているものです。

また「ファンだけどドンズバのシグチャーを持つのは恥ずかしい…」って方、
“じゃない方”のギターを選んでみるのもありだと思いますよ!

今回はこの辺で。

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