Pepperoni Quattroのお話

みなさん、こんにちは!
スタッフ太田尾です。

先日、すごく久しぶりにスタジオに入ってELLEGARDENのコピバンをやったのですが、自分が若かった頃によく聞いていたバンドの曲を久しぶりに演奏するっていうのは本当に懐かしい気持ちになりますね。

もちろん楽しいのもそうなんですが、何故かこう、ちょっとむず痒いというか…笑

先月末に配信限定シングルをリリースしたELLEGARDENですが、これがまた個人的に「らしさ」がよく出ていて新作なのに個人的にこれもまた懐かしい気持ちになり、活動休止前に発表していたアルバムを聞き返しました。

中でも僕が当時一番よく聞いていたアルバムは3作目のアルバム”Pepperoni Quattro”。

このアルバムか、もしくはその後に発売されたアルバム”RIOT ON THE GRILL”はアラサー世代の方々は結構知ってる方も多いのではないでしょうか。

そしてリードギターを務める生形真一氏といえばGibson ES-355。

ELLEGARDENが活動休止となった後も、自身のシグネイチャーモデルが完成するまでの間、メイン機として使用されてたのはべっこうピックガードにB7を搭載したMemphis 2005年製のES-355TDです。

以前に当店で在庫していたGibson Memphis 2006年製 ES-355 (Ebony Black)

2006年に入手し、2007年にリリースしたアルバム”ELEVEN FIRE CRACKERS”から使用されているそうです。

ですが…!!

個人的にはDotでエボニーカラーのES-335の方が印象が強いのです!!

僕が当時友人に借りたライブDVDは生形氏がES-355を入手する前の映像だったので、その影響がモロに出ているのですが…笑

ELLEGARDEN活動休止後に生形氏がリーダーとして新しく始めた”Nothing’s Carved In Stone”をよく聞いていた方や、2007年以降に生形氏のファンになった方々は355の印象の方が強いかもしれませんが、ELLEGARDEN初期〜中期の頃にメインで使用されていたのはMemphis製のエボニーブラックのES-335 Dotなのです!!

以前に当店で在庫していたGibson Memphis 2008年製 ES-335 Dot (Ebony Black)

2017年にGibsonからシグネイチャーモデルのES-355が発売され、2020年にはEpiphoneから廉価版シグネイチャーモデルが発売されたのも相まって、今となっては、ダイアモンドFホールや、クロームで統一されたハードウェア、ビグスビーB7等の特徴的なスペックに生形氏がこだわったと言われているVOSフィニッシュのエボニーカラー等、こちらの見た目の方がイメージしやすいかもしれません。

以前に当店で在庫していたEpiphone 2019年製 Limited Edition Shinich Ubukata ES-355 Custom Outfit (Ebony Black)

ちなみに余談ではありますが、2014年度〜2016年度までNHKサッカー放送のタイアップであった椎名林檎氏14枚目のシングル”NIPPON”のレコーディングからPV出演、さらには2014年度紅白歌合戦にも生形氏が参加しており、初めてPVを見た時に「?!?!」となったのを今でも覚えています。

個人的に生形氏と椎名林檎氏の繋がりがあまりにも意外だったので…

2018年にELLEGARDENが活動再開を宣言した際にはチケット争奪戦に敗北した為、再始動ライブには行けなかったのですが、YouTubeの映像を後から見る限り、やはりGibsonのシグネイチャーモデルES-355を弾いている姿が映っておりました。

個人的には再開一発目は初期〜中期頃によく弾いていたエボニーブラック、もしくはチェリーのES-335 Dotを弾いて欲しかった……!!

それではまた!!

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