PRS Custom24のお話。
今回はPRS カスタム24のお話です。
カスタム24が誕生したのはPRSブランドが創設された1985年で、以降現在まで続くまさにフラッグシップモデルというのにふさわしい大定番モデルです。
ブランド創設の1985年以前のいわゆるプレファクトリー時代から、PRSでは24フレットのギターが圧倒的に多く、26フレット、27フレットというモデルまで存在していました。
実はカスタム22の方が後から発売されており初年度は1993年ですから、それまではカスタムといえば24フレットのみでした。
初期のカスタムはロータリースイッチとスイートスイッチが搭載されていましたが、現在は1ボリューム、1トーン、セレクタースイッチのシンプルなコントロールとなっています。
今回入荷したのは2008年製のカスタム24です。
カスタムモデルはセミオーダーでインレイや木材を自由に決められるのですが、2008年はインディアンローズウッドネックが追加された年でもあります。
インディアンローズウッドは、かなり色味が濃く、木目もまっすぐに通っていて美しいものが多いですね。
追加オプションの1ピースキルトトップです。
浮かび上がるような杢目も陰影が深く、トップ全面に模様が広がっています。
中抜きのシャドウバードインレイも個人的には大好きです。
そして何より、ヴィンテージイエローフィニッシュにチェリーレッドバックなのが初期のカスタムを彷彿とさせるところが良いですよね!
PRSの良いところが沢山つまったカスタム24。ぜひ見に来てください。