PRS SE Hollowbodyのお話。
今回はPRS SEシリーズ”Hollowbody II Piezo”のお話です。
Hollowbody IIは元々1998年に登場したモデルで、
2020年からSEシリーズでも生産されることとなりました。
ボディの構造は通常モデルに準じており、トップとバックがメイプル、
マホガニー製のボディサイドを挟み込むという仕組みになっています。
ホールからブリッジ下を覗くと台座が確認できます。
通常のHollowbody IIに比べると、ボディトップとバックのアーチは緩やかで、
厚みは若干薄く、ボディの幅は若干広い印象です。
ボディだけでなく、指板やヘッドの周りにもウッドバインディングが施されていて
高級感がありますね。
オリジナルは通常のペグが搭載されていますが、こちらはPRS SE純正ロックペグに交換されています。
そして最大の特徴はロッドカバーにも書かれている通り、Piezoマイクを内蔵していることです。
ユニットはL.R.Baggs製で、各ブリッジサドルにPiezoが仕込まれているのが確認できます。
コントロールはボリューム、トーン、Piezoボリュームとなっています。
アウトプットジャックはMIx出力か、分けて出すかを選べるので、
ライブの際にエレキをアンプから、アコギの音はDIという接続も可能です。
スペックを考えると、素晴らしいコストパフォーマンスですね。
是非店頭にてお試しください。