PRS Silver Sky のお話。
今回は PRS ジョン・メイヤーシグネイチャーモデル Silver Skyのお話です。
ジョン・メイヤーのシグネイチャーモデルとして2018年に発売以降、
毎年細かいアップデートを重ねているSilver Skyですが、
SEシリーズと合わせ様々なカラーバリエーションがあるのも魅力のひとつです。
今回入荷した Silver Skyは2022年製で、色はMoc Sand Satinです。
淡い落ち着いた色合いのカラーがサテンフィニッシュになっているので、
フェンダーにはない独特な風合いですね。
SIlver Skyは実はリバースヘッドだったりします。
ただ反転するのではなく、リデザインされたヘッドはナットからチューナーまでの距離をかせぐ事でチューニングの安定性を高めるという目的がある様です。
何よりPRSとして異色なのは、トレモロなのではないでしょうか。
通常PRSのブリッジはフローティングしていますが、Silver Skyは出荷時のセッティングではボディにベタ付けされています。
個人的にはこのセッティングこそ、このモデルの肝なのではないかと思います。
ジョンメイヤーの様な強いピッキングならではの音色が得られるような気がします。
ジョンメイヤーの様な音を出したい、という方にはぜひこのセッティングで強めのピッキングで弾かれる事をおすすめします。
PRSの反応の良さや弾きやすさをお求めであれば、フローティングのセッテイングにしてみるのも良いかもしれません。
以前、実験的にフローティングした設定にしてみた事があるのですが、
びっくりするくらい反応が良くなり、いつものPRSらしい抜けの良い音になりました。
ジョンメイヤーらしい音というのであれば断然ベタ付けですし、PRSらしい音というのであればフローティングという感じです。
そんなところもシグネイチャーモデルならでは、なのでしょうね。
是非ともお試しになってください。