Psychederhythm Psycheloneのお話。
今回はPsychederhythm製のPsycheloneのお話です。
ミディアムスケール、シンクロタイプのトレモロが特徴の、
Fender Cycloneを基に製作されています。
本家と並べてみると忠実に再現されているのがわかりますね。
しかしながらただのコピーモデルというわけではなく、
こだわりが詰まっておりますのでいくつか紹介しようと思います。
まずスケールはGibsonと同じ628mmのミディアムスケールになっています。
ナット幅はBネックのムスタングと同じ40mmが採用され、
42mm幅のCycloneより細くなっているのが特徴です。
トレモロユニットは本家同様に2点支持ですが、
Suhrなどのハイエンドギターにも使われるGotoh 510が搭載されています。
アームの差し込み穴にラバー埋め込まれており、
アーミング時にトレモロアームがカタつかないのが嬉しいですね。
続いてボディバック。
細かいところかもしれませんが、トレモロキャビティーのバックプレートがありません。
ネジ穴も開けられておらず、調整や弦交換の邪魔にならないよう、
“あえて”つけないという意図が感じられます。
続いてヘッドストック。
ラージヘッドとプラスティックボタンが採用された、
どちらかといえばムスタング寄りのデザインになっています。
またトラスロッドもCycloneはヘッドアジャストタイプですが、
Psycheloneはネックエンド側で調節するタイプです。
最後に電装系。
ピックアップはVintage Vibe Guitars製のスタックタイプが搭載されています。
シングルコイルらしさがありながらもノイズに強いのと、
フロントとリアともにバランスが良く使いやすい音質です。
コントロールはオリジナルのサイクロン同様と同じで、
マスターボリューム / トーンとPUセレクターになっています。
実用性のあるムスタング系ギターが欲しい方にとてもおすすめですよ。
是非ご検討くださいませ。