ロマンスなギター!!
みなさまこんにちは、スタッフ太田尾です。
先日の休みに久々に自宅近くの銭湯へ行ったのですが、謎の安心感があり、もはやそこで2泊ぐらいしたい気持ちになってしまいました。
ちなみにチェーン店で何店舗か同じ系列のところにも何度か行ったことがあるのですが、こんなに安心できる銭湯はうちの近くのところだけですね。
ちなみにサウナもセルフロウリュが復活しまして、バイブラ付きで17度程度の水風呂、さらには露天にリクライニングチェアもあり、サウナ好きには本当にもってこいな場所です。
タオルと館内着の貸し出しが料金に含まれているところも地味に嬉しいポイントで、田園都市線の宮前平駅から徒歩5分程度のところにある好立地も足が向いてしまいます。
さて、今回は2013年に解散するも、2019年に待望の再結成を果たしたアメリカのニュージャージー州出身のオルタナティブ・ロックバンド”MY CHEMICAL ROMANCE”のリードパートを務めるギタリスト「レイ・トロ」氏についてお話ししたいと思います!!
写真は以前に当店で在庫していた1954年製Gibson Les Paul Junior Sunburst!!
色々なギターを使用されている姿を幾度となくライブで目にしてきましたが、個人的に一番印象強いのがサンバーストの1954年製レスポール・ジュニア!!
MY CHEMICAL ROMANCE(以下マイケミ)のバッキングギターを担当されているフランク・アイイアロ氏はエピフォンからシグネイチャーモデルのWilshireが発売されましたが、レイ氏のシグネイチャーモデルは発売されておらず、フランク氏のシグネイチャーモデルが発売された頃に、何故リードギターのレイ氏のシグネイチャーモデルはないのか…と思いました。(笑)
僕がマイケミを知ったのは中学3年の頃で、当時よく遊んでいたアメリカ人の友達と音楽の話をしていた時でした。
当時あまりアメリカ本土で流行っている音楽を知らなかったので、定期的に今何が、誰が流行っているのかを逐一アメリカ人の友人に確認しており、その時にたまたまこれからアルバムが発売されるらしいっていうのでまた人気が再熱してきているバンドがあると言われ紹介されたのがマイケミでした。
2006年の暮れにリリースされた3作目のアルバム”The Black Parade”をその友人がたまたま持っており、よかったら貸すよと言ってくれたので借りて聞いてみることにしました。
なんとなくですが、曲順と曲名がリンクしているように思えて調べてみると、やはりコンセプト・アルバムとなっており、自分の道を生きる決意といったコンセプトになっていることを知り、当時の僕にはそもそもコンセプト・アルバムという発想自体が新鮮で、アルバムを通してストーリーとなっているというがたまらなく格好良く見えました。
YouTubeで調べてみるとThe Black Pardeのワールド・ツアー”The Black Parade is Dead!”のメキシコ・シティで行われた映像がフルで上がっており、とてもテンションが上がりましたね。
そのライブの演出もちゃんとアルバムのコンセプトを踏襲した演出が組まれており、まず救急搬送用のベッドで死者となるところから始まるのですが、ある種のミュージカルのような雰囲気もありつつ、曲はロックで、ちゃんとロックバンドが演奏していて、化粧をしたナポレオンジャケットの格好良い集団で、完全に心撃ち抜かれました。
僕が今でも大好きなのがThe Black Parade”アルバムの2曲目”Dead!”、3曲目”This Is How I Disappear”、4曲目の”The Sharpest Lives”、5曲目の”Welcome To The Black Parade”の曲の流れで、ライブでもちゃんとアルバム通りの曲順で演奏してくれていて最高でした。
特に2曲目の”Dead!”のイントロは最高の最高で最高でした。
余談ですが、マイケミのジェラルド氏はコミック作家としても活動されており、”The Umbrella Academy”の原作を担当し、2008年にアメリカで最も権威のある漫画賞の一つ、アイズナー賞を受賞されています。
その後、高校2年の冬に日本に帰国した頃にちょうど4作目のアルバム”Danger Days”が発売されて、それのリードトラック、そして1曲目の”Na Na Na”のPVがYouTubeでリリースされて、ちゃんと格好良くて、アルバムを学校の軽音部の友人たちと一緒にカバーをしたりして遊びました。
その後2013年の3月に解散の発表があり、当時すごくショックだったことも覚えております。
そしてついに2019年に突如再結成を発表し、さらには再結成ライブまで実施されて、2020年には日本でもライブの予定がありましたが、コロナにより来日公園は延期となり、現在未だに来日公園の目処は立っておらず、僕は早く観に行きたい気持ちでいっぱいです…
依然としてコロナは収束の兆しが見えてきませんが、様々なアーティストが色々な国でたくさん演奏できる世界が戻ってくることを願うばかりですね。
それではまた!!