お魚と音楽!!
みなさまこんにちは、スタッフ太田尾です。
今年のゴールデンウィークはみなさまどのように過ごされましたか?
天候にも恵まれ絶好の行楽日和でしたね。
人生初の築地に行ってまいりました!!
天気が良すぎて鼻の頭が焼けてしまいましたが、美味しい魚介がたくさんで、特に焼き魚という魚を焼き肉のように食べるお店が最高でした。
ただゴールデンウィークということもありどこも混雑がすごかったので、今度は平日の空いている時にもまた行ってみたいと思います。
築地→魚ときましたので、今回は”Fish”がバンド名に入るアメリカのスカパンクバンド「Reel Big Fish」についてお話したいと思います!!
このバンドに出会ったのは中学3年の時でした。
学校で行われるTalent Showという全校生徒の前でライブ演奏、ダンス、演劇等を出し物にするお祭りのような催しに音楽の授業の受講生徒十名程度で出演しようと担当の先生に誘われた際に、このバンドの”Brand New Song”という曲をやろうと言われたのが最初で、スカパンクというジャンルに触れるキッカケにもなりました。
ポップパンクのような軽快さとホーン等のサウンドが合わさった楽曲は当時僕の数少ない知り得るバンドには全くない要素だったため、とても衝撃を受けました。
当時、ライブでやる曲をmp3のデータで渡されただけだったので他の曲は知らず、ライブ当日まで日が浅かったということもあり、他の曲にまで興味を持てていなかったのですが、ライブが終わりしばらくした頃、なぜか急に他の曲も聴いてみたくなり調べてみると、3枚目のアルバム”WHY DO THEY ROCK SO HARD”の二曲目に収録されている曲だったことが分かり、すぐに先生にアルバムそのものを持っていないかと相談しに行きました。
ちなみに先生自身はCDを持ってはいなかったのですが、CDを持つアメリカに住む友人に連絡してくださり、フルデータをCDに焼いてくれました。
CDにしなくてもデータをメールでくれれば一工程省けたのでは…なんて思ったりもしますが、物に残る思い出としてCDというのも音楽の先生っぽくて良いなとも思います。
そんなこんなで”WHY DO THEY ROCK SO HARD?”の全曲を手に入れ、家ではCDコンポでリピート再生にして、出先ではデータにして当時使用していたWalkmanで毎日幾度となく聞いていました。
このバンドの歌詞はすごく自虐的で皮肉たっぷりな言葉使いが多く見られ、そういった内容が当時なぜかフィットしました。
アルバム自体は17曲収録のフルレングスですが、聞き応えもありつつ、スカパンクの軽快さで聞き疲れはせず、しかしながらギターのサウンドはロックなテイストを存分に感じれる重厚感のある歪みサウンドでスカパートのキレとのギャップが最高です。
以前はこのアルバムで一番好きな曲はライブでやったということもありますが、2曲目の”Brand New Song”だったのですが、少し前に聞き直していて改めて好きだなと感じたのは8曲目の”I Want Your Girlfriend to Be My Girlfriend Too”です。
“Brand New Song”はベースとギターのイントロからのドラムインまでは一聴して当時のポップパンクバンドそのままといった感じですが、キメからのホーンセクションが入ってくるとスカのリズムになり、サビやギターソロではまたポップパンク調に戻るといったところが当時の僕にはとても新しいのに馴染みのあるサウンドで虜になりました。
一曲の間に二つの違うリズムを共存させるために、それぞれの切り替わるタイミングでキメを作ると上手く繋げやすいといったアレンジの勉強にもなりましたね。
また”I Want Your Girlfriend to Be My Girlfriend Too”も曲構成自体は”Brand New Song”とそこまで変わらずですが、終始ほぼ”I Want Your Girlfriend to Be My Girlfriend”と叫んでいるだけというところが本気のおふざけ感満載で、かつサビのハードロック感とのギャップにグッときてしまいました。
アルバムを聞けばライブが聴きたくなるといった現象に陥るのはきっと音楽が好きな人あるあるだと思いますが、YouTubeに上がっているライブ映像を見漁ったりしてるうちに気になったのはギターボーカルのアーロン・バレット氏のもみあげ…最高です…
一時は年に250日近く行われていたツアーもコロナ以降ほぼなくなってしまい、アルバムも2018年にリリースされた”Life Sucks…Let’s Dance”以降止まっており、TwitterやYouTubeでも過去のライブ映像やMVのメイキングをアップロードしたり等目新しい活動情報は公開されていないですが、解散はしていないので首を長くしてツアーやライブ情報の解禁を待ってみたいと思います。
今回はこの辺で!!
それではまた!!