Richie Kotzen Telecasterのお話。
今回は日本製Fender Richie Kotzen Telecasterのお話です。
リッチー・コッツェンはソロデビューの後、Poison、Mr.Bigを経て現在はThe Winery Dogsのメンバーでもあり、長いキャリアの中で一番使用されているのがこのテレキャスターではないかと思います。
1996年から緑のTLR-135RKモデルがカタログに掲載されるようになり、
2001年のカタログからTLR-145RKとしてこのサンバースト/バウンドボディのモデルが登場します。
モデル名が2008年にTLR-RKにかわりましたが、
2015年にFender Japanが”Japan Exclusive”に変わっても
20年以上生産が続けられているロングセラー機種になります。
フレイムトップのバウンドボディ、ゴールドパーツ、アバロンのポジションマークが使用され、
国産ながら高級感のあるルックスですね。
ご存知の通りかと思いますが、ボディトップ/バック共にコンターが入っています。
ただAmerican Ultra等と比べるとコンターは浅く、ネックヒールのコンターはありません。
ネックグリップはがっしりとした太さがあります。
ペグはロック式ではないロトマチックタイプで、
ロッド調整はヘッド側からできるタイプです。
本人のサインプリントもございます。
ピックアップはDimarzio製で、フロントにTwang King、リアにChopper-Tが搭載されています。
コントロールはぱっと見普通そうで独特なのがこのモデル。
3WayPUセレクターは通常通りですが、ノブはマスターボリュームと
シリーズ/パラレル切り替えのロータリースイッチになっており、
PUセレクターでセンターを選んだ際の直列/並列を切り替えることができます。
トーン無しなのが潔いですね。
ファンの方はもちろん、パワフルなテレキャスターが欲しいという方にもぜひおすすめです。