RS Guitarworksに愛をこめて。
本日は愛すべきRS Guitarworksについてお話ししようと思います。
今月10月7日、ショッキングなニュースがありました。
RS Guitarworksの本拠地、ケンタッキー州ウィンチェスターで集中豪雨による洪水が発生し、深刻な浸水被害を被ったようです。
その被害は機械類や資料、木材にまで及んでおり、創立25周年の節目の年を迎えたRS ギターワークスにとって、どれだけの痛手であったかを思うと心が痛みます。
現在はクラウドファウンディングを募っており、是非とも再起をお祈りするばかりです。
RS ギターワークスは、リペアやヴィンテージギターの復元等を行いながら、ブランドとしてもエイジド加工が施されたギターを製作していますが、ギター・メーカーではなく、あくまで工房なんです、と言っているあたりにとても親しみを感じます。
さて、RSといえば、様々なボディシェイプにテレキャスターのスペックを搭載したモデルが印象的だと思います。
ボディは軽い個体が多く、あらゆるボディシェイプに、テレキャスターのブリッジが付いています。
エイジド加工はそれほどヘヴィなものはありませんが、そこがまたリアルに見えますね。
個人的には大好きなラメですが、RSは粒が大きめで、ちょっとだけマット仕上がっている感じなんかはたまらん!といった風合いです。
そして以前にも少し触れましたが、RS ギターワークスのエイジド加工には、少し可愛らしいネーミングがされています。
“Played but Loved” 仕上げ。
たくさん弾いているけれど、大切にしているよ、という、愛を勝手に感じております。
あるインタビューでは、ギター製作における一番大切なものを 「愛」と答えているRSギターワークス。
ぜひぜひ今後も素敵なギターを作り続けていただきたいと、陰ながら応援しております。