Star’s Electric Sitar のお話。
今回はElectric Sitarのお話です。
シタールは楽器の構造もかなり複雑で、弾きこなすのがかなり難しい楽器ながら、
サイケデリック全盛時代に様々なポップソングで使用されていました。
できればギターと同じチューニングかつエレキギターと同じ弾き心地で…
との願いから誕生したのがCoral社の”Electric Sitar”でした。
しかしながら、1969年には生産完了。
長らく生産されなかったものの、1990年代以降にJerry JonesやStar’sにより
エレキシタールが復活することとなりました。
さて、今回入荷したのはStar’s製 ELS-1モデルで、
13本の複弦が装備されたフラッグシップモデルとなっています。
一般的なシタールにも12~16本の共鳴弦が張られているので、
意外と忠実に再現(?)されています。
ローズウッド製の駒に乗せて張られていて、
ドローン用のピックアップも装備されています。
剥き出しだと弾きづらい場所に複弦が来るため、
カバー兼肘置きが設置されています。
見た目的にもシタールの外周に見られる装飾のようでかわいいですね。
ブリッジはお馴染みのGotoh製 Buzz Bridgeです。
ピックアップは合計3機搭載されていて、6つのノブはそれぞれのボリュームとトーンとして機能します。
「どんな楽曲でも使えるメインギター」からは一番遠いポジションの楽器ですが、
一度弾いたら病みつきになること間違いなしです。
ちょっと一癖ある楽器が欲しい方、是非検討してみてくださいね。