Suhr Standard “Asatobucker”のお話。
本日はSuhrのStandardモデルのお話です。
Standardはトラディショナルなストラトタイプよりも小ぶりなディンキーシェイプが特徴で、
Suhrが登場した1990年代からラインナップされているモデルです。
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今回入荷したのは”Japan Exclusive”、日本国内限定仕様なので、
Corelineシリーズとはまた違ったスペックが採用されています。
そのうちの一つがボディ材。
通常バスウッドで生産されるStandardですが、
このモデルはアルダー材が使用されています。
またStandardモデルがストラトと違う箇所といえばジャックの位置。
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Suhrで言うと通常のストラトと同じ”Classic”はボディトップに舟型ジャックプレートが付いていますが、
このStandardモデルはボディサイドに付いております。
このおかげでL型ジャックが使用できるのはプレイヤーの方にとって大きなメリットかと思います。
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お馴染みのスペックですが、フレットはステンレス製のジャンボ、
10-14Rのコンパウンドラディアスが採用されているので、耐久性も良く音詰まりも感じられません。
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もう一つ国内限定仕様となっている箇所はピックアップ。
リアピックアップにMateus Asato氏のシグネチャーピックアップ”Asatobucker”が搭載されている点です。
SSVスタイルの巻き方、Thornbuckerと同じアルニコ IV マグネットという、
Mateus氏が愛用してきた2機種のPUのいいとこ取りをして作られたモデルです。
フロントとセンターにはV60が搭載され、パッシブノイズリダクション”SSC II”も内蔵という
非常に実用性が高い楽器に仕上がっています。
メインで使い倒す楽器が欲しい方、ぜひ検討してみてくださいね。