KYO-MEIをテーマにするバンド!!
みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。
先日ネットニュースで、日本のオルタナティブロックバンド”THE BACK HORN”が結成25周年を迎え、さらに6月14日にこれまでリリースした曲をリアレンジしたアルバムがリリースされたのを見かけました。
高校生の頃、軽音部ではELLEGARDEN、チャットモンチー、アジカン、RADWIMPS、BUMP OF CHICKEN等と並び、所謂邦ロックのコピバンが大半を占めており、その中でも一際「やかましい」ロックバンド感があったのがTHE BACK HORNで、個人的にもとても好きでよく聴いておりました。
一番よく聴いたのは2004年にリリースされたメジャー9枚目シングル「コバルトブルー」。
ケロッグの「コーンフロスティ」CMソングとしても起用された曲で、オープンノートを使った上昇リフが印象的で、爆発的なバンドインから猛烈なコードイントロをかき鳴らす菅波氏、またシャウト気味に歌うボーカルの山田氏も最高に格好良いのですが、個人的にラストサビの終わり際の少し違うメロディのシャウトがいつ聴いてもグッときます。
高校の軽音部の頃、部室は日替わりで各バンドで予約をして押さえる方式だったのですが、日によって前半と後半で分けて取ることがあり、前半のバンドが終わるまで後半のバンドは練習を見学したり、部屋の隅でアンプにヘッドフォンを繋いで個人練習をしたりしていました。
その際によくTHE BACK HORNのコピバンをしていた後輩のバンドが前半に練習枠を取っていたこともあり、ギター担当の後輩が来れない日は代わりに弾いて欲しいと言われ、何度か弾いた思い出もあります。
ちなみにCMは今でも覚えていますが、映像と曲調がすごく合っていなくて、初めて見た時にはとても違和感を覚えた記憶がございます。
そしてもう一曲よく聴いたのが2007年にリリースされた16枚目シングル「罠」。
こちらはバンド初のアニメタイアップソング&オリコンチャートTOP10入りを果たした曲で、THE BACK HORNを世間に知らしめた曲と言っても過言ではないのでしょうか。
音が裏返りそうなダブルチョーキング始まりの印象的な曲入りと、そこに負けないようなギターリフ、ザラザラとした質感の歪みで奏でるAメロのコードワーク、さらに1stコーラスはAメロ→ギターソロ→Aメロ→サビといった構成で、Aメロ間に入るギターソロのおどろおどろしいサウンドもとても耳に残ります。
「機動戦士ガンダム00」のエンディングに採用されていたので、ガンダムシリーズがお好きな方には馴染みがあると思いますが、MVではたまにカットインするミニチュアのおもちゃの兵隊がすごく不思議な雰囲気を醸し出し、かつ廃墟でメンバーが演奏している姿は当時の邦ロックバンドMVあるあるといった感じがして個人的にとても好きです。
そんなTHE BACK HORNのギタリスト菅波氏がデビュー以前から長年愛用しているギターは”Gretsch 6131 Jet Firebird”。
「コバルトブルー」のMVではこちらのギターを弾いており、Gretschをかき鳴らすその姿は本当に格好良いです。
また菅波氏はInstagramに自身の書いた曲のギター演奏動画や、練習動画をアップロードしており、当時コピーに苦戦した若きギタリストたちに公開したい気持ちでいっぱいになります。
今回はこの辺で。
それではまた!!