ダーツ盤の様なギター!!
みなさんこんにちは、スタッフ太田尾です。
9月入った途端に涼しくなったのは良いものの、突然にしかも寒いぐらいまで気温が下がってしまってびっくりですね。
明け方寒くて目が覚めて、エアコン入れっぱなしで寝てしまったのかと思いましたがエアコンは切れていて、外気温が低いことに気がついて思わず剥いでいたタオルケットに慌ててくるまりました。
もうちょっと徐々に気温下げていくぐらいして欲しいものです…(笑)
さて、今回は1987年よりジェイク・E・リー氏の後任としてオジー・オズボーン・バンドのギタリストを務め、自身のバンド「ブラック・レーベル・ソサエティー」でも活躍するギタリスト”ザック・ワイルド”氏についてお話ししたいと思います!!
ザック氏と言えばトレードマークとも言えるこのダーツ盤のようなサークル模様「ブルズ・アイ」デザインのシグネイチャーモデルですね。
僕がギターを始めた中学生の頃、当時Epiphoneのザック・ワイルド・モデルが販売されていて、名前は認知してましたが、どのバンドのギタリストなのか、どういうルックスなのか全く知らず、しかもその当時僕はレスポール自体にあまり興味を持っていなかったため、調べもしておりませんでした。(笑)
タイに住んでいた時の話ですが、タイではいくつか大きなナイト・マーケットが開かれており、学校の友人たちと近所のナイト・マーケットに繰り出していた時のこと。
食べ物を買って食べ歩きしながら、当時なぜか学校で流行っていたイヤーカフを見たりしていたところ、海賊版DVDを売ってる露店を見つけました。
今思い返すとすごい面白いのですが、Van Halenを筆頭に、様々な80sハードロックバンドのライブDVDが大量に並んでいる中、なぜか一角だけ日本のドラマDVDを売っていたのです。
その当時タイでは日本のドラマや食文化が流行っていたので、恐らくその影響ですが…
その日本のドラマDVDが売っているすぐ横に”Ozzy Osbourne Live At Budokan 2002”の文字が見え、そしてオジー・オズボーン氏が両手を上げて口を大きく開けているジャケットが目に入りました。
海賊版なのでケースはビニールだし、ジャケットはカラー印刷の紙ペラだったのですが、何故か凄い吸い込まれる様に見入ってしまい、自然と「これ下さい」というタイ語が口から出ておりました。(笑)
その日、そのまま友人の家に泊りに行くこととなったのですが、どうしても買ったDVDを見たくなってしまい、友人たちが部屋でパソコンでゲームを楽しんでいる中、僕だけ買ったDVDを友人宅のリビングで見ているという不思議な感じになってしまいました。
でもそんなことは気にならないほどに見入ってしまっておりました。
大股を開き、頭を降る度に揺れる長髪、大木の様なぶっとい腕から繰り出される振り幅の大きいビブラート、そしてブルズ・アイ・デザインのレスポールを弾きまくるザック氏に目が離せなくなっていました。
そして重厚なリフやフレーズの中でたまに鳴る「ピキーン」て音にたまらなく格好良さを覚えました。
そう、それはピッキング・ハーモニクス!!
それまではこのピキーンて音はエフェクターか何かで出しているものだとばかり思っていたので、このDVDにピッキング・ハーモニクスという技法を習ったと言っても過言ではございません。(笑)
このDVDでは、アンコール前の最後の曲で”Crazy Train”を演奏するのですが、アンコールがあるから終演ではないことを分かっているにも関わらず、終わって欲しくないという気持ちでいっぱいになってしまいました。
ちなみにザック氏自身のバンド「ブラック・レーベル・ソサエティー」では歌も歌っており、それがまた格好良いのです。
そんなザック氏ですが、最近Instagramにたくさんの動画や写真をアップされていて、しかもちゃんと本人が利用してる感があり、アーティストというよりかは個人のアカウントの様な感じで、すごい面白いのです!!
大変おこがましい事ではありますが、ザック氏がもし友人にいたらこんな感じかな?という雰囲気もあります。(笑)
今後もザック氏の活動から目が離せません。
それではまた!!