Zion Guitar Technology T-Model 入荷

今回はZion Guitar Technology のギターのお話です。
初めて見たブランドでしたので、ちょっと調べてみました。

ザイオンギターテクノロジーは 1980年、ケン・フーバー氏によりアメリカのノースカロライナ州に設立されました。
80年代、90年代はいわゆるスーパーストラトと言われるちょっとモダンなモデルが多かった様ですが、現在はすっかりハイエンドなラインナップになっています。

当時販売されていたモデルは様々な模様のグラフィックペイントが施されたグラフィックシリーズ、
ストラトシェイプながら、アーチのあるトップのクラシックメイプルシリーズ、そしてトラディショナルなTモデルシリーズがありました。
TモデルはのちにRadicasterという名前になった様です。
他にもギターシンセが搭載されたターボシンセギターなんてモデルもあったりして、古き良き90’sを感じられますね。

入荷したモデルは初期に使われていたヘッドロゴですので、少なくとも1990年代の半ばまでに製作された個体だと思います。

ピックアップはオリジナルロゴが入っていますが、製作にはビル・ローレンスが関わっている様です。

ボディはキルトメイプルトップでナチュラルバインディング仕様、指板はつややかなエボニー材が使われており、ホーン部分のシェイプがかなりスッキリとしているため、全体的にタイトなルックスに見えます。
パーロイドピックガードの搭載でだいぶ華やかな印象ですが、サンバーストカラーなので上品な感じもありますね。

90年代の雰囲気を色濃く漂わせるザイオンギター。
ぜひ一度見てみてください。

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